
彦根城の諸研究
海津榮太郎
B5
304
ページ
並製
ISBN 9784883254378 Cコード 21
刊行年月日:11-Mar
書店販売日:2011/3/15
本体価格:5000
円
税込価格:5,500
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内容紹介
城郭研究の草分けであった海津氏が、ライフワークともいえる彦根城に関する詳細な研究論考を、関西城郭研究会機関誌『城』に発表したものを中心として、再編。築城慶長8年説・9年説、『井伊年譜』伝写本の考察、古絵図、古写真からの解明、天守等の寸法、狭間の位置など丹念に調べ、検討している。解体修理時の写真、建物図版、参考文献等も多く掲載しており、城郭研究の上で必携の書。
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目次
序 文 中井 均
第一章 彦根城をめぐる疑問
はじめに
一 築城について-着工・完成時期はいつか?
二 助役工事をめぐる疑問
三 石垣に刻印符号が見当たらないのはなぜか?
四 天守・櫓の移転伝承をめぐる疑問
五 天秤櫓の謎
六 山崎郭と西の丸の三重櫓移転伝承の疑問
七 本丸太鼓門の出自-佐和山城からの移築か-
八 犬走りをめぐる疑問
九 井戸と用水
十 狭間をめぐる疑問-なぜ石落しがないのか?
一一 『井伊年譜』の疑問点
一二 その他の問題点
むすび
第二章 彦根築城慶長八年・九年説について
一 彦根築城着工慶長八年説について
二 彦根築城着工慶長九年説について
三 『徳川実紀』の記録
四 明治以降の刊行書にみる取扱い
五 まとめ
第三章 彦根城の諸問題
はじめに
一 彦根城沿革のあらまし
二 城地の選定をめぐって
三 着工の時期と工期について
四 助役大名と普請奉行
五 建物の移築伝承
六 縄張りについて
七 石垣と堀
八 城と城下町の方位を斜めにした理由
第四章 彦根城の建築
一 旧記と古図による建築物の規模について
〔参考〕御城中御矢櫓大サ并瓦塀間数御殿御建物大サ覚書
二 彦根城天守考察
三 彦根城西の丸三重櫓―小谷城からの移設伝承について―
第五章 絵図と古写真にみる彦根城
はじめに
一 絵図の概要
二 古写真の概要
第六章 彦根城余話
一 井伊系図の問題点―井伊谷城郭群に関連して―
二 古城遊記-彦根城-
三 彦根城―後堅固で前に平地を持つ適地―
四 岩瀬文庫の『井伊年譜』
五 岩瀬文庫の『彦根并古城往昔聞集書』―大津城天守の彦根移建説―
六 彦根城の植物
主要参考文献の解説
当御城建立覚書(中村家文書)
井伊家年譜附考
井伊年譜
彦根山由来記
彦根旧記集成
海津榮太郎氏と城郭研究 森山 英一
はじめに
一 城郭研究の歴史
二 海津氏と関西城郭研究会
三 初期の研究-大和の近世城郭と陣屋の考察-
四 研究の発展-多方面にわたる研究-
五 ライフワークとしての彦根城の研究
むすび
あとがき 髙田 徹
図版・写真一覧
海津榮太郎主要著述目録
海津榮太郎略歴
初出一覧
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第一章 彦根城をめぐる疑問
はじめに
一 築城について-着工・完成時期はいつか?
二 助役工事をめぐる疑問
三 石垣に刻印符号が見当たらないのはなぜか?
四 天守・櫓の移転伝承をめぐる疑問
五 天秤櫓の謎
六 山崎郭と西の丸の三重櫓移転伝承の疑問
七 本丸太鼓門の出自-佐和山城からの移築か-
八 犬走りをめぐる疑問
九 井戸と用水
十 狭間をめぐる疑問-なぜ石落しがないのか?
一一 『井伊年譜』の疑問点
一二 その他の問題点
むすび
第二章 彦根築城慶長八年・九年説について
一 彦根築城着工慶長八年説について
二 彦根築城着工慶長九年説について
三 『徳川実紀』の記録
四 明治以降の刊行書にみる取扱い
五 まとめ
第三章 彦根城の諸問題
はじめに
一 彦根城沿革のあらまし
二 城地の選定をめぐって
三 着工の時期と工期について
四 助役大名と普請奉行
五 建物の移築伝承
六 縄張りについて
七 石垣と堀
八 城と城下町の方位を斜めにした理由
第四章 彦根城の建築
一 旧記と古図による建築物の規模について
〔参考〕御城中御矢櫓大サ并瓦塀間数御殿御建物大サ覚書
二 彦根城天守考察
三 彦根城西の丸三重櫓―小谷城からの移設伝承について―
第五章 絵図と古写真にみる彦根城
はじめに
一 絵図の概要
二 古写真の概要
第六章 彦根城余話
一 井伊系図の問題点―井伊谷城郭群に関連して―
二 古城遊記-彦根城-
三 彦根城―後堅固で前に平地を持つ適地―
四 岩瀬文庫の『井伊年譜』
五 岩瀬文庫の『彦根并古城往昔聞集書』―大津城天守の彦根移建説―
六 彦根城の植物
主要参考文献の解説
当御城建立覚書(中村家文書)
井伊家年譜附考
井伊年譜
彦根山由来記
彦根旧記集成
海津榮太郎氏と城郭研究 森山 英一
はじめに
一 城郭研究の歴史
二 海津氏と関西城郭研究会
三 初期の研究-大和の近世城郭と陣屋の考察-
四 研究の発展-多方面にわたる研究-
五 ライフワークとしての彦根城の研究
むすび
あとがき 髙田 徹
図版・写真一覧
海津榮太郎主要著述目録
海津榮太郎略歴
初出一覧
前書きなど
準備中
著者プロフィール
大正12年滋賀県彦根市生まれ。在野の城郭研究家として関西を中心に活動し、関西城郭研究会誌で数々の論考を発表。雑誌『大阪手帖』に「古城遊記」を78回連載。平成18年7月永眠。
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