
近江路を歩いた人々 旅日記にみる
江竜 喜之
B6
228
ページ
並製
ISBN 9784883251582 Cコード 21
刊行年月日:不明
書店販売日:2010年2月18日
本体価格:1200
円
税込価格:1,320
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内容紹介
道の国、近江にはいつの時代も旅人が行き交う。司馬江漢や貝原益軒といった一流文化人、オランダ人医師にイギリス人外交官、15人の仲間と西国巡礼に赴いた彦根藩足軽の妻のように思いのほか多い女性旅行者…その旅日記から彼らが目にした風物を紹介。
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目次
はじめに
1多士済々が行き交った近江路
絵を描きながら富豪と交流 司馬江漢
『羇旅漫録』に克明な記録 曲亭馬琴
農民の目で近江を喝破 山田松斎
平戸から江戸へ参勤交代途上 松浦静山
豪雪厳寒の北国街道を踏破 笠原白翁
幕末京への行程を仔細に記録 松平慶永
測量のため三度近江を踏破 伊能忠敬
深山幽谷の朽木谷と湖北見聞 貝原益軒
幕府役人として近江を通過 大田南畝
歌に託して映す東海道かがみ 小堀遠州
嘆願途上に宿駅をランク付け 錦織五兵衛
加賀百万石の参勤交代随行記 竹田昌忠
高齢武士の近江縦断見聞録 前田直時の家臣
幕末志士の母親孝行の旅 清河八郎
日野商人と交流した宿場役人 金井忠兵衛
鎌倉時代に歌で中山道を描写 『東関紀行』作者
なぞが多い作者の東海道紀行 『海道記』作者
老蘇森に三十路の姿を映す 二条良基
摺針峠で西行を揶揄する一首 一条兼良
2巡礼の悲喜に彩られた近江路
東北から九州まで列島縦断 佐藤長右衛門
各地の宿泊費を克明に記録 常陸の農民一行
農閑期の三十三箇所巡りの旅 遠州の農民一行
熟年夫婦の善光寺参り 木村武兵衛・富
巡礼者の湖上水難事故 福堂事件
巡礼者向け案内人養成の大旅行 渡辺吉蔵
頼るは「粗末ながら一宿を」 野田泉光院
3 女性の歩いた近江路
女性の旅を楽にした関所改め 自芳尼
名物に舌鼓をうち名所巡り 圓月祐清尼
旅を愛した悲運の旅籠屋女主人 巖佐由子(由衛)
多感な少女に印象的な逢坂関 菅原孝標の女
和歌に詠まれた秘める決意 阿仏尼
幕府の威信をかけた大行列 皇女和宮と付添い女官
4外国人が見た近江路
瀬田唐橋で俵藤太伝説に興味 ケンペル
各地で文人と交流し鋭く観察 シーボルト
自前の駕籠で日本文化を体験 アーネスト・サトウ
琵琶湖を洞庭湖と並べ称える 申維翰
5物語に登場する近江路
「身を浮船の浮沈み」と悲壮感 『太平記』日野俊基
鎌倉へ退却途上で全員自刃 『太平記』北条仲時
狂歌で編む愉快な中山道 十返舎一九
参考文献
あとがき
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1多士済々が行き交った近江路
絵を描きながら富豪と交流 司馬江漢
『羇旅漫録』に克明な記録 曲亭馬琴
農民の目で近江を喝破 山田松斎
平戸から江戸へ参勤交代途上 松浦静山
豪雪厳寒の北国街道を踏破 笠原白翁
幕末京への行程を仔細に記録 松平慶永
測量のため三度近江を踏破 伊能忠敬
深山幽谷の朽木谷と湖北見聞 貝原益軒
幕府役人として近江を通過 大田南畝
歌に託して映す東海道かがみ 小堀遠州
嘆願途上に宿駅をランク付け 錦織五兵衛
加賀百万石の参勤交代随行記 竹田昌忠
高齢武士の近江縦断見聞録 前田直時の家臣
幕末志士の母親孝行の旅 清河八郎
日野商人と交流した宿場役人 金井忠兵衛
鎌倉時代に歌で中山道を描写 『東関紀行』作者
なぞが多い作者の東海道紀行 『海道記』作者
老蘇森に三十路の姿を映す 二条良基
摺針峠で西行を揶揄する一首 一条兼良
2巡礼の悲喜に彩られた近江路
東北から九州まで列島縦断 佐藤長右衛門
各地の宿泊費を克明に記録 常陸の農民一行
農閑期の三十三箇所巡りの旅 遠州の農民一行
熟年夫婦の善光寺参り 木村武兵衛・富
巡礼者の湖上水難事故 福堂事件
巡礼者向け案内人養成の大旅行 渡辺吉蔵
頼るは「粗末ながら一宿を」 野田泉光院
3 女性の歩いた近江路
女性の旅を楽にした関所改め 自芳尼
名物に舌鼓をうち名所巡り 圓月祐清尼
旅を愛した悲運の旅籠屋女主人 巖佐由子(由衛)
多感な少女に印象的な逢坂関 菅原孝標の女
和歌に詠まれた秘める決意 阿仏尼
幕府の威信をかけた大行列 皇女和宮と付添い女官
4外国人が見た近江路
瀬田唐橋で俵藤太伝説に興味 ケンペル
各地で文人と交流し鋭く観察 シーボルト
自前の駕籠で日本文化を体験 アーネスト・サトウ
琵琶湖を洞庭湖と並べ称える 申維翰
5物語に登場する近江路
「身を浮船の浮沈み」と悲壮感 『太平記』日野俊基
鎌倉へ退却途上で全員自刃 『太平記』北条仲時
狂歌で編む愉快な中山道 十返舎一九
参考文献
あとがき
前書きなど
準備中
著者プロフィール
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担当から一言
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