
信楽汽車土瓶
畑中 英二
B6
208
ページ
並製
ISBN 9784883251551 Cコード 60
刊行年月日:不明
書店販売日:2010年2月18日
本体価格:1800
円
税込価格:1,980
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内容紹介
近代化とともに始まった鉄道の旅は、弁当とお茶を販売するという日本独自の駅弁文化を生み出した。実は汽車土瓶と呼ばれたお茶の容器の多くは信楽で作られていた。作り手たちにも目を向けながら、信楽汽車土瓶の歴史をたどる。
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目次
■写真図版編
初期の汽車土瓶
初期の駅名入り汽車土瓶
ガラス茶瓶の登場と汽車土瓶
戦後の汽車土瓶
ポリエチレン容器と汽車土瓶・茶瓶
村瀬汽車土瓶工場
信楽学園と汽車土瓶
米原井筒屋さんと汽車土瓶
窯業試験場と汽車土瓶
☆新橋駅の発掘☆汽車弁当販売駅
☆お茶の値段☆土瓶の再利用
☆駅名入り汽車土瓶を作った窯場☆駅名入り汽車土瓶の形
☆文章に見られる戦前・戦後の鉄道車内の飲食☆京都駅の発掘
☆投げ捨てられた汽車土瓶☆お茶にかける静岡
☆さらば駅名☆米原駅から出土した汽車茶瓶
☆旅の友、汽車土瓶の友、どんぶり
☆信楽と満州とのかかわり
■解説編
信楽、汽車土瓶の時代
第1章 近代の信楽
第1節 近代日本の陶磁器産業の中での信楽
生産額の増加と輸出/産地の規模/生産品の種類/
製品の品質について
第2節 近代の信楽
国内向け実用品をつくる窯場、信楽/技術を他に依存する窯場
信楽での製品の流れ/汽車土瓶の生産規模
第2章 信楽窯場における汽車土瓶の生産
第1節 信楽汽車土瓶のはじまりと村瀬音次郎さん−明治20年頃−
聞き取りによる信楽汽車土瓶のはじまり/信楽汽車土瓶登場
第2節 小原由右衛門さんと東海軒さん
信楽汽車土瓶の販路 −明治30年から大正10年ころ−/
小原由右衛門さんと東海軒さん/駅弁呼び売りの声
第3節 信楽汽車土瓶の最盛期とガラス茶瓶の登場 −大正年間−
汽車土瓶の盛期/ガラス茶瓶の登場と汽車土瓶の使用禁止/
復活のきっかけ—御大典汽車土瓶—
第4節 信楽汽車土瓶復活 −昭和5〜20年ころ−
復活する汽車土瓶/信楽汽車土瓶直売組合の設立/
石膏型機械ロクロの導入/昭和15年頃の村瀬汽車土瓶工場/
「お茶は静岡 山は富士」
第5節 ポリエチレン容器と汽車土瓶の終焉−昭和20〜40年ころ−
戦後の汽車土瓶/ポリエチレン容器の登場/信楽汽車土瓶の終焉
第3章 信楽線と信楽窯場
第1節 国鉄信楽線以前の信楽をめぐる交通
大津へと抜ける道/南山城へと抜ける道/伊賀へと抜ける道/
甲賀へと抜ける道
第2節 国鉄信楽線と信楽焼
草津線開通/信楽線の目指したもの/信楽線と信楽焼/
信楽高原鐵道へ/信楽高原鐵道の未来
第4章 汽車土瓶をつくる子ども達 信楽学園
第1節 信楽学園のはじまり
知的障害者の治療教育/信楽へ
第2節 信楽寮の開所とやきものづくり
生産教育としてのやきものづくり/つくりだされた汽車土瓶
第3節 信楽学園のやきものづくり
泥漿鋳込成形の汽車茶瓶づくり/汽車茶瓶生産の終焉
第4節 汽車土瓶をつくった子ども達
第5章 汽車土瓶生産の裏方として窯業試験場
第1節 窯業技術試験場とは・・・
模範工場の設立/地元に根ざした活動
第2節 汽車土瓶復活とのかかわり
汽車土瓶復活への支援/最先端の技術と現実
第3節 幻の満鉄汽車茶瓶
南満州鉄道会社、通称「満鉄」について/信楽と満州とのかかわり
幻の南満州鉄道汽車茶瓶
第4節 最後の汽車土瓶・茶瓶
泥漿鋳込成形の技術指導/日根野作三さんの試作品
第6章 信楽汽車土瓶の流通
第1節 生産地の資料から
明治30〜大正10年頃まで/昭和5〜22年頃まで/昭和22年以降
信楽汽車土瓶の販路
第2節 遺跡出土の汽車土瓶
捨てる/もってかえる
第7章 信楽汽車土瓶の編年と製作技法
第1節 信楽汽車土瓶の編年
第1期/第2期/第3期
第2節 信楽汽車土瓶の製作技法
手回しロクロ成形/石膏型機械ロクロ成形/泥漿鋳込成形
製作技法(成型方法)からみた信楽汽車土瓶
あとがき
参考文献
凡例
①生産年代
②記載内容(駅名土瓶の場合は駅名と路線名)
③販売店名
④成型方法および器表面の描書方法と土瓶・茶瓶については器高
⑤産地(窯跡名)
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初期の汽車土瓶
初期の駅名入り汽車土瓶
ガラス茶瓶の登場と汽車土瓶
戦後の汽車土瓶
ポリエチレン容器と汽車土瓶・茶瓶
村瀬汽車土瓶工場
信楽学園と汽車土瓶
米原井筒屋さんと汽車土瓶
窯業試験場と汽車土瓶
☆新橋駅の発掘☆汽車弁当販売駅
☆お茶の値段☆土瓶の再利用
☆駅名入り汽車土瓶を作った窯場☆駅名入り汽車土瓶の形
☆文章に見られる戦前・戦後の鉄道車内の飲食☆京都駅の発掘
☆投げ捨てられた汽車土瓶☆お茶にかける静岡
☆さらば駅名☆米原駅から出土した汽車茶瓶
☆旅の友、汽車土瓶の友、どんぶり
☆信楽と満州とのかかわり
■解説編
信楽、汽車土瓶の時代
第1章 近代の信楽
第1節 近代日本の陶磁器産業の中での信楽
生産額の増加と輸出/産地の規模/生産品の種類/
製品の品質について
第2節 近代の信楽
国内向け実用品をつくる窯場、信楽/技術を他に依存する窯場
信楽での製品の流れ/汽車土瓶の生産規模
第2章 信楽窯場における汽車土瓶の生産
第1節 信楽汽車土瓶のはじまりと村瀬音次郎さん−明治20年頃−
聞き取りによる信楽汽車土瓶のはじまり/信楽汽車土瓶登場
第2節 小原由右衛門さんと東海軒さん
信楽汽車土瓶の販路 −明治30年から大正10年ころ−/
小原由右衛門さんと東海軒さん/駅弁呼び売りの声
第3節 信楽汽車土瓶の最盛期とガラス茶瓶の登場 −大正年間−
汽車土瓶の盛期/ガラス茶瓶の登場と汽車土瓶の使用禁止/
復活のきっかけ—御大典汽車土瓶—
第4節 信楽汽車土瓶復活 −昭和5〜20年ころ−
復活する汽車土瓶/信楽汽車土瓶直売組合の設立/
石膏型機械ロクロの導入/昭和15年頃の村瀬汽車土瓶工場/
「お茶は静岡 山は富士」
第5節 ポリエチレン容器と汽車土瓶の終焉−昭和20〜40年ころ−
戦後の汽車土瓶/ポリエチレン容器の登場/信楽汽車土瓶の終焉
第3章 信楽線と信楽窯場
第1節 国鉄信楽線以前の信楽をめぐる交通
大津へと抜ける道/南山城へと抜ける道/伊賀へと抜ける道/
甲賀へと抜ける道
第2節 国鉄信楽線と信楽焼
草津線開通/信楽線の目指したもの/信楽線と信楽焼/
信楽高原鐵道へ/信楽高原鐵道の未来
第4章 汽車土瓶をつくる子ども達 信楽学園
第1節 信楽学園のはじまり
知的障害者の治療教育/信楽へ
第2節 信楽寮の開所とやきものづくり
生産教育としてのやきものづくり/つくりだされた汽車土瓶
第3節 信楽学園のやきものづくり
泥漿鋳込成形の汽車茶瓶づくり/汽車茶瓶生産の終焉
第4節 汽車土瓶をつくった子ども達
第5章 汽車土瓶生産の裏方として窯業試験場
第1節 窯業技術試験場とは・・・
模範工場の設立/地元に根ざした活動
第2節 汽車土瓶復活とのかかわり
汽車土瓶復活への支援/最先端の技術と現実
第3節 幻の満鉄汽車茶瓶
南満州鉄道会社、通称「満鉄」について/信楽と満州とのかかわり
幻の南満州鉄道汽車茶瓶
第4節 最後の汽車土瓶・茶瓶
泥漿鋳込成形の技術指導/日根野作三さんの試作品
第6章 信楽汽車土瓶の流通
第1節 生産地の資料から
明治30〜大正10年頃まで/昭和5〜22年頃まで/昭和22年以降
信楽汽車土瓶の販路
第2節 遺跡出土の汽車土瓶
捨てる/もってかえる
第7章 信楽汽車土瓶の編年と製作技法
第1節 信楽汽車土瓶の編年
第1期/第2期/第3期
第2節 信楽汽車土瓶の製作技法
手回しロクロ成形/石膏型機械ロクロ成形/泥漿鋳込成形
製作技法(成型方法)からみた信楽汽車土瓶
あとがき
参考文献
凡例
①生産年代
②記載内容(駅名土瓶の場合は駅名と路線名)
③販売店名
④成型方法および器表面の描書方法と土瓶・茶瓶については器高
⑤産地(窯跡名)
前書きなど
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